さて、休憩時間に サクッとリフレッシュしたこどもたち。
でもピクニックエリアで お山座りのまま 動かず今か今かと 後半の始まりを待つ子もいます。 ママあと 何分ではじまるの?! あと 4分だよー あと何分ではじまるの?! あと3分だよー あと何分ではじまるの?! あと2分だよー あとなん、、、、オレ おしっこ!! だーから 行って来いって言ったでしょ! ママ ママ だいじょぶよ〜 声と未来公演、トイレ行くのも お水飲みに行くのも 自由♪そして行きやすい雰囲気をおおらかに作ってくださっているお客さまみなさまなのです(いつも ありがとうございます)。
後半の始まりは かかずゆみさん 『クマともりのピアノ』作:デイビッド・リッチフィールド 訳:俵 万智

森のなかで、へんてこなものを見つけたこぐまのブラウン。そーっと、さわってみるとポロン...! 夢をかなえること、大切な友だちとのつながりを おしえてくれる キラキラしててあったかいストーリー。 ゆみちゃんが まっすぐ届けてくれます。いつもの読み聞かせ会での相棒ゆみちゃん。選ぶ絵本が2人ともまったくちがって いつもお互い「へ〜〜!」とたのしんでいます^ ^
そんな私が 選んだクマ絵本は『もうじゅうはらへりくま』作:塚本やすし

はらぺこだーー!うおーーー!!

舞台降ります。暴れます。マイクいりません。吠えます 吠えます。

もうじゅうはらへりくまは 実はちっちゃなこぐまちゃん。山が削られ、食べもののどんぐりがなくなり やむなく山から降りてきてたのです。人間の身勝手な自然破壊にも警鐘を鳴らす一冊。 公演翌日 私は声ガラガラのオネエぐまに。 「もう若くはない」と、身勝手な自己破壊に警鐘が鳴らされたのでした。
読み聞かせ最後は 坂本千夏さん 『あいたくなっちまったよ』作:きむらゆういち 絵:竹内通雅


愛する妻子の待つ家への帰り道、おいしそうな子ねずみを見つけた父さんやまねこ。舌なめずりをして子ねずみに近づくやまねこ。そこへ弱そうなよれよれ父さんねずみが登場。怯えながらも息子を守ろうとする父さんねずみの姿に やまねこは...! 千夏さんの読み聞かせ。悪そうな父さんやまねこ、よれよれ父さんねずみ、強がってるチビッコねずみに こどもたち爆笑!大人たちじんわり。 パパも照れずに入れる絵本のせかい。おうちで読み聞かせデビューに いかが??
さあ 続いては 出演者全員で スクリーン人形劇『おむすびころりん』 カオリさんがひとつひとつ作ってくれた羊毛フェルトの人形たちの動きに合わせて アフレコ方式で 声をあてます。

私が執筆しましたおはなしCD『〜子どもとの暮らしを楽しむことばを散りばめた〜昔ばなしとお歌』に入っている一作です。 この日だけの配役で、スペシャルなひとときを☆

おじいさんをねずみたちが おもてなしするシーンでは、CDにはない 今回だけのオリジナルコーナーが♪ ねずみたちが‘自慢のモノマネ’を披露してくれます。5匹とも人気のあのアニメのあの声マネがメチャメチャ上手です。 ちょっと引くほど関心するおじいさん。 でも、おじいさんも ねずみたちに刺激を受け 『かいけつゾロリ』のイシシの声で 絶賛上映中『劇場版かいけつゾロリ ダブルゼットのひみつ』の宣伝をしてみるのでした。
続きまして、“声と未来”十八番 こども飛び入り参加劇『大きなかぶ』 …おじいさんが撒いたかぶの種は、すぐに芽を出し実になり ピンポン球くらいの大きさから、運動会の大玉転がしの玉くらいの大きさに育ちました。 「もういい加減に抜いてきてちょうだい」とややキレ気味におばあさんに言われたおじいさんは、かぶの畑へやってきました… 「おおきなかぶ、引っこ抜きたい人ーーー!!」の呼びかけにこどもたちの手が元気に「はーい!」
